Apple MacBook Pro の修理を行いました。
こちらのマック、電源を入れると進入禁止マークが表示され先に進まない状態でした。
診断の結果、やはり故障していたのはHDD(ハードディスク)です。
内臓HDDはAppleロゴマークのないWD5000BEVT、過去にすでにHDD換装しているようでした。
今回はこのWestenDigital製HDDのヘッド4本のうち1本が著しく劣化。
データの読み込みができない状態でした。
PC Fixsではこういった場合、お客様にご提案するデータ復旧プランは2通りです。
1.ヘッドに問題があるので、ドナーヘッドへの良品交換を行いデータ復旧をする方法
2.損傷ヘッドを無効化し残りの3本を使ってデータ復旧する方法
上記の2通りです。
データ復旧結果が良いのは当然1のプランです。
2番のプランの場合、損傷ヘッドが担当していたデータ領域を全て捨てることになりますので
当然データ復旧率は下がります。
であれば、当然1番のプランのみ提案させて頂ければよいのですが、
技術的難易度、工数が上がるためデータ復旧料金は高くなります。
そこで、2番のプランも同時提案させていただいております。
このあたり、業者さんによっては1番のプランのみの提示しかしない業者も多いので
選択肢が多い分、良心的ではないかと自負しております。
というわけで、今回は予算のご都合もあり、2番のプランで決定いたしました。
データ復旧結果はヘッドを除外していますので50〜70%程度と思われますが、
救出できるものは全て救出させていただきました。
壊れたパソコンもHDDを交換、OSをクリーンインストールして復活。
救出したデータは直したパソコン内にコピーして納品させていただきました。
お役に立て良かったです!