バッファローの2TB外付けHDD『HDX-LS2.0TU2』をお持ち込み頂きました。
認識はしていますが、中のデータにアクセス出来ない様です。
管理画面を見てみると、
赤枠部分に「RAW」と表示されています。
この部分は正常な場合、「NTFS」だったり「exFAT」等のファイルシステムが表示されるのですが、
「RAW」…未フォーマット。
な状態になっていますね。
今回は据え置きとして使われていたので、
HDDに物理障害や不良セクタなどもなく論理障害のようです。
バイナリ上で中の状態を見てみると、
パーティションを認識するためのMBRと呼ばれる部分に障害が発生していたので、
ファイルシステムを判別出来ていませんでした。
元のデータやフォルダ階層を崩さないように、
大切な情報の部分を書き換える作業に入ります。
市販されている復旧のソフトなどは使わずに、
何をどう変えたかも自分で覚えておけるので、手動が一番確実です。
ファイルシステムを認識できる様に、MBRを正常な値へ書き直してあげると…
見事にNTFSを認識出来ました!!!!!
HDDへアクセス出来る様になり、元のデータもしっかり開けます。
この“データ復旧出来た感”をお伝えしたいのですが、
お客様の大切な個人情報なので画像でお見せしづらいのが残念です(´Д⊂ヽ
データが出てきた時は思わず、
「きた~~~~!!!!!」と大きい声が出てしまいます。
私だけではなく、他のデータ復旧エンジニアも叫んでいます(*^^*)
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カテゴリ:データ復旧, 外付けHDD・NAS