バッファロー HD-PNF3.0U3のデータ復旧を行いました。
こちら、3TBのポータブルHDDです。
内臓HDDの型番はTOSHIBA製 MQ03ABB300でした。
去年の10月頃から発売されたものなので、データ復旧案件としてはまだ珍しい方です。
障害状態ですが、不良セクタの発生によるファイルシステムの破損でドライブがRAW状態になっていました。
軽度物理障害の発生を起因とする軽度論理障害の併発ですね。
また、HDDにはATAパスワードがかけられていましたので、その辺りも復旧の難易度が上がる要因になりました。。。
とはいえ、データ復旧の結果は良好でした！
なんとか、ほぼ全てのデータを救出し納品させていただきました〜。
NEC N510/04BR 電源入れても全く反応がないPCからデータ救出しました！
今回預かったこのPCは電源入れてもまったく反応がなくなったというものです。
世代もけっこう古くてWindows XP世代だったので、お客様も修理はあきらめてデータ救出を希望。
ごくたまにWindows 2000やWindows 98 PCも依頼がありますが、
HDDさえ健全であれば古い型のPCでもデータ救出は可能です！
このPCは弊社で外付けHDD 500GBをご購入されて、それに救出しました。
修理をされない場合でもデータ救出のみのご依頼も承ります。
データ救出のみの依頼の場合に限り、ご不要になったPCは弊社で無料でお引き取りします！
お困りごとございましたら無料診断を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
「1,2か月程前から動作が重く、現状正常に起動できない。」
とご相談頂きました。
PCFixs高田馬場店へお持込頂き、その場で簡易診断させて頂いたところ内蔵HDDの物理故障でした。
1,2か月程前から前兆があったようですので症状も典型的なHDD故障の症状になります。
といっても前兆がなく急にという場合もあります。
さっそく復旧作業を進めたところ、OS（Windows）や
アプリケーションに破損がありましたが、なんとか修復することができました。
HDDの状態が悪かった為、一部のアプリケーションは再インストールが必要なものもありましたが…
受付時に「この際だからSSDへ」ということで、
今回はWindows環境及び復旧データをSSDへ移行させて頂きました。
以上で作業完了です。
データ復旧成功例でなく、残念ながらデータ復旧できなかった事例をご紹介します。
今回の復旧対象はノートPCの内蔵HDDです。
スリープ中にノートPCを落下させてしまったそうで、それ以降電源をいれるとカツ、カツ、カツと音がなるようになった。とおことです。
こういった場合、考えられるシナリオはヘッドがプラッタに接触、ヘッドが損傷、そしてプラッタにも傷をつけてしまっている状態です。
プラッタ上にスクラッチがあると、ヘッドを交換してもヘッドがスクラッチに当たった段階で再度損傷してしまうので、データ復旧の可能性は大幅に低下します。
落下を検知してパーキングエリアにヘッドが退避してくれていれば良いのですが・・・
祈る気持ちでHDDを開封してみましたが、残念ながらプラッタの内周部に傷を確認・・・
内側に少し同心円上に筋のような傷が入っています。
この場合、傷が浅ければ浅いほどデータ復旧できる可能性は高いのですが、
今回の場合は深いですね・・・
お客様に許可を頂きヘッド交換を実施、通電してみましたが良品ヘッドが傷の部分に接触した段階でこするような異音が発生。
その後は元々の状態と同じようにカツ、カツ、カツと異音を発生するのみとなりました。
残念ながら今回はデータ復旧不可となります。
この辺り、同様の症状で過去に様々なデータ復旧業者(検索順位で非常に上に出てくるところ数社)に外注したことがあるのですが、どこのデータ復旧業者でも同じです。
今回は残念な結果となりましたが、TOSHIBA製2.5インチHDDはドナーも豊富に取り揃えており、復旧率もスクラッチさえなければ非常に高いです。感覚的には90%〜100%でしょうか。
落下でもヘッドがパーキングエリアに退避した状態で落下していればプラッタに傷はつかないはずですので、データ復旧の可能性は高いです。
お困りの方は是非、一度ご相談くださいませ。
