Buffalo TS5200D0202のデータ復旧を行いました。
こちらの機種、突然の故障でアクセスできなくなったそうです。
前面の表示パネルが赤色点灯、中のデータに一切アクセスできない状態でした。
診断したところ、HDD２台中の内1台が物理的に破損していました。
RAID1であればこの障害HDDを除外してデータ復旧可能ですが
今回はRAID0構成で冗長性はありません。
この壊れたHDDから、なんとしてもデータ救出する必要があります。
幸いにして不良セクタの発生による軽度物理障害でしたので
ほぼ100%のデータが救出できました。
なお、今回は特急対応でお預かりの翌日には納品させていただきました。
HP ProLiant ML110 G5 のデータ復旧を行いました。
こちらのマシン、Windows2003Server R2を搭載し
POSシステムのオラクルサーバーとフロントエンドソフトが動作している構成でした。
故障状態はマザーボードです。
マザーボードの交換修理は納期的に時間がかかるのでNG。
今回は別マシンに環境構築はできるので、
過去のデータベースの救出のみご依頼いただきました。
HDDを確認したところ搭載台数は3台。
RAIDカードがないので「アレ？」と思いましたが、
なんのことはなくソフトウェアRAIDで構成されていました。
HDDも3台あり、RAID5構成の可能性も考えましたが、
特別なことはなくRAID1構成のアレイが
本来二つあった状態から、１台が脱落しデグレードしたまま運用されていたようです。
単純なデータ救出でしたら、
このうちのシステムドライブのHDDからデータ抽出して終わりですが
今回はオラクルサーバーです。
サーバーを起動できる状態まで復元し、
フロントエンドソフトからデータをエクスポートする必要があります。
そこで、P2P(Physical-to-Physical)という手法を使い、
PC FixsにあるPC筐体で障害発生サーバーが起動できる状態を構築しました。
P2P成功後は、元どおりの環境がそのまま起動しました。
その後はデータエクスポート作業を行い、無事納品となりました。
HP ProLiant ML370T02のデータ救出、PC仮想化(P2V)を行いました。
こちらの機種、突然電源が落ちて故障したそうです。
こういった故障はWindows2000Serverの古いマシンなので仕方ないところです・・・
出張させて頂き現地で確認させていただいたところ、
電源ユニット故障、またはマザーボード故障と思われる症状を確認。
そして4本ある内のHDDの4本目が完全故障しておりました。
今回は超特急での修理をご希望でしたが、
15年くらい前のサーバーなので国内に部品在庫はなし。
海外から取り寄せればなんとか…の範囲ですが、時間的猶予なし。
ということで、弊社の得意作業である故障PCから仮想化環境(P2V)して
故障時のPC環境がそのまま別のPCで起動するよう作業させて頂きました。
具体的な流れは次の通りでした。
RAIDレベルの特定→PCが起動できるようセクタレベルでのデータ救出
↓
HPのRAIDシグネチャの切り取り
↓
オフセットの違いからかWindows2000が起動しないので、なんとか起動するように修復
↓
VMwareイメージにコンバート→起動確認・細部の各種調整…です。
細部を細かくは書きませんが、とにかく非常ーーーに難易度が高く、
工程が一段階すすむとエラーがでて、解決してさらに一段階進むとエラーがでての繰り返しでした。
最終的に作業時間24時間程度を費やし、
お預かりの翌々日に納品させて頂きました。
途中、何度も諦めそうになりましたが、なんとかなってよかったです！
なお、お客様によると今後老朽化したサーバーを使用し続けたくはなかったので
単なる修理ではなく仮想化という選択があったことをメリットに感じていただいたそうです。
自画自賛ですが、この作業ができる業者はなかなかいないのではないかと思われます笑。
古いサーバーのマイグレーション・延命でお困りの方は是非ご相談ください。
IO DATA HDL-S1.5のデータ復旧を行いました。
こちらNAS(ネットワーク接続HDD)なので、社内共有サーバーとして利用されていたそうです。
突然アクセスが遅くなり、一部データを救出したものの残りは固まってしまい全くコピーできない・・・。
とのことでした。
弊社で早速確認したところ、内蔵HDDはSeagate ST31500541ASでした。
診断の結果、このあたりのモデルによくあるファームウェア障害、不良セクタの発生が主な不良箇所でした。
ファームウェアの修復、ディスクイメージの取得をしてほぼ100%近いデータを救出成功しました。
データの納品は別のNASをご提供頂いたので、そちらにコピーしてお渡ししました〜。
お役に立ててよかったです！
BUFFALO LS-Y1.oTLのデータ復旧作業を行いました。
こちらの機種、他社に依頼したもののキャンセルして弊社にご依頼頂きました。
なんでも他社さんでは、写真データを1枚救出できただけで、
そこから先は外注するとのことで最終的にじゃ高額見積になってしまったそうです。
弊社で改めて診断したところ、全く読み込みできないわけではないですが、ほとんどBSY状態で
非常にスピードが遅くエラーも大量にでて正常な読み込みができない状態でした。
なお、内臓されているHDDはTOSHIBA製 DT01ACA100というモデルでした。
この状態から、弊社では重度物理障害(ヘッド損傷)と判断し、ヘッド交換後データ救出作業を行いました。
その結果、HDDは正常読み込みをするようになり、全データを救出することができました！
なんとかお役に立て良かったです。
